インプットの重要性
時間が空いてしまいましたが、前回の記事の中でとにかくインプット!とお伝えしました。何をするにもインプットは重要。例えば、ギターを勉強しようと思ったら、まずはギターのコードを覚えますよね?筆者もベースを齧っていましたが、まずはスコア(譜面)の読み方を覚えました。このように何かを始めるにはまずは、情報をインプットする必要があります。
少しでもインプットができたらアウトプットしよう
ギターのコードを覚えたら今度は何をしますか?おそらく実際に弦を弾いてみるはずです。これはアウトプットの1つ。なぜアウトプットが重要なのでしょうか?
「知ってる」だけでは意味がない
コードを「知っている」状態。これはギターが弾けるとは言えませんよね。言語も同じでいくら単語や文法を知っていても、それだけではその言語が使えるとは言えません。そこで重要なのがアウトプット。ギターでコードを弾くように、覚えた知識を実際に使ってみましょう。これがアウトプットです。
アウトプットしながらインプットする
アウトプットしてみると、うまく相手に伝わらない、どう伝えたらいいか分からない、という問題にぶつかります。だからと言って諦めてはいけません。アウトプットがうまくいかないなら、新しい情報やコツをインプットする。これはギターの練習も同じ。実際に弾いてみて初めてしっかり弦が押さえられてないことを知ります。そして綺麗な音色を奏でるために試行錯誤。その結果、上達に繋がります。うまく空いてに伝わらない場合、その相手に質問してみても良いでしょう。アウトプットとインプットを繰り返して、少しずつ言語を上達させていきましょう。
完璧主義は捨てる
日本人の多くが言語に対して誤解しているのが、完璧であるべきという先入観です。「完璧な文法じゃないと…」「完璧な発音じゃないと…」そんな考え方が、あなたの言語能力の上達を阻害していることを理解しましょう。完璧でなくてもとりあえずアウトプットしてみる。これが言語習得への第一歩です。
アウトプットの方法
繰り返しアウトプット、アウトプット…と伝えていますが、具体的にはどうしたらよいのでしょうか?ここではアウトプットの方法をいくつか紹介します。
理想はネイティブの友人を作る
最も理想的なアウトプット方法はネイティブの友人と話すことです。例えば、あなたが大学生で留学生がいるようであれば、留学生とのイベントに参加するだけでもいいでしょう。場所によっては、週末や夜間に国際交流イベントを行っているところもありますね。知らないだけで、ネイティブと接する機会は実はたくさんあるんですよ。
言語交換アプリを活用する
言語交換アプリとは、SNSのようなもので言語習得を志す人たちが交流できるサービスです。有名なものだと、「Hello TALK」や「Tandem」といったアプリがあります。日本語を勉強したい外国人と知り合うことで、ギブアンドテイクの関係を築くことができます。まずは調べながらメッセージのやり取りをして、慣れてきたらビデオ通話に挑戦するなど、自分のレベルに合わせて挑戦してみてください。
ChatGPTなどのAIを活用する
実はChatGPTなどのAIもアウトプットの練習相手として最適。ChatGPTを使ったことがあればプロンプトというものをご存知かと思います。プロンプトとは、AIに役割を与える導入文のこと。例えば、
・あなたは英会話の先生です。これから英語で会話をしましょう。
というプロンプトを入力すると、AIがあなたの専属の英会話講師になってくれます。トピックはあなたが決めてもいいですし、AIに提供をお願いしても構いません。ただし、この場合、メッセージでのアウトプットがメインとなるという点だけ注意してください。
アウトプットをして自分の弱点を見つけよう
アウトプットをしていると、うまく言えない、伝わらないというもどかしさを感じます。言い換えると、それはあなたの弱点。誰にでも弱点はあります。弱点は克服してしまえばいいんです。インプットとアウトプットを繰り返して、地道に上達させていきましょう!